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2010/08/13

うーめん番所で白石温麺を食す!!

2010年8月11日
1日1景 - a set on Flickr 2010年8月11日

お米嫌いな私は、一日一食は麺類を食べないと調子が出ないのです...
麺類であれば何でもござれ!でありまして。毎日ちゅるちゅるズルズルとしちゃってるわけであります。

そんな麺王子の私も、今までノーマーク・ノーチェックだったのが「白石温麺(うーめん)」。家庭では、贈答品の乾麺を食べたりはしていましたが、本場の美味しいお店で食べた事はありませんでした。

この日は、昼食を食べるタイミングをすっかり逃し、気付けば4時ちょっと前...
「このまま昼抜きでもいいや」と思いかけた矢先、目に飛び込んだ「うーめん番所」の看板。これは良い機会だなと思い、本場の白石温麺を味わってみる事にしたのでした。

そもそも温麺とは?
温麺 - Wikipedia
温麺(うーめん)は、素麺の一種であり、宮城県白石市で生産される同地の特産品である。白石温麺とも呼ばれ、「うーめん」あるいは「ううめん」と仮名で表記されることも多い。過去には雲麺と書いて「うんめん」とも呼ばれた。
一般の素麺は生地を延ばす際、表面の乾燥を防ぐために油を塗る。一方、温麺は油を用いないのが特徴である。長さ10センチメートル程度で短い束にして売られることが多い。醤油や味噌で作った汁につけて食べるのが一般的である。熱くしても冷やしても食べるが、夏に冷して食べるのが主流の素麺とは異なり、温麺は冬の温かい麺に人気がある。茹で時間の短さと麺の長さの短さから、料理で扱いやすい。他の材料を混ぜ込んだ変わり麺も製造されている。
白石温麺の歴史|白石温麺組合
今から400年ほどの昔、当地白石城下に鈴木味右ェ門という人がおりました。
味右ェ門の父は胃を病んで床に伏し何日も絶食しなければなりませんでした。味右ェ門は大変心配し、何か良い食餌療法はないかと八方手を尽くしていたところ、旅の僧から油を一切使わない麺の製法を教わりました。
さっそく、それを造り温めて父にすすめたところ、父は快方に向かい、やがて全快したということです。小麦粉を塩水でこねて造るため、舌ざわりがよく消化もよく胃にやさしいため回復を早めたのでしょう。
この親孝行の話が時の殿様に伝わり献上したところ、みちのくの人の温かい思いやりを賞で「温麺」と名付けられました。その後、近隣からも所望され製造販売するようになりました。
俳人芭蕉が奥の細道をたどった元禄年間の物語です。

ふむふむ、なるほど!素麺とは油を用いない製法という違いがあったのですねー!

オーダーしたのは「うーめん三味(ざんまい)」900円也。
写真右から人参、モロヘイヤ、梅が練り込まれた三色の変わり麺。
素麺よりもコシがあって、ノドを通過するときの感触が小気味良い。
つけダレも二種類用意されており、梅ベースの酸味が利いたタレが好みでした。

CMの撮影で吉永小百合さんが来店された有名なお店だそうで、店内には大きなポスターが飾られておりました。また、予約制で「小百合ご膳」というメニューもありました!お一人2500円だそうです。サユリストの方にオススメです!w

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