夜の盗賊団: 被写体にぐぐーっと寄れて、画角もピッタリな単焦点EF28mm F1.8 USMを選んだワケ！！

2011/01/17

被写体にぐぐーっと寄れて、画角もピッタリな単焦点EF28mm F1.8 USMを選んだワケ！！

新しいカメラレンズ購入を年明けからずーっと考えておりまして、残り少ない髪の毛を消耗させつつ悩み抜いた結果として導き出した答えがコチラです！！

▼Canon EF28mm F1.8 USM（Camera:EOS Kiss X3）

先日の記事（ボーナスとサンタクロースとお年玉の攻撃　メダパニとコンフュを唱えた！　かんぽは混乱している！）では「ちなみに選択肢は以下の４つにまでは絞りました...」とか言っておきながら、その４つ全てを却下し、GF1等のサブカメラ購入に揺れているという胸中にも上から蓋をして、カメラのキタムラのサイトで見つけた純正の中古レンズに飛びついたその理由というか経緯を、以下に記したいと思います。

まず最初に、現在所有しているレンズの不満な点、不足していると感じるところや、逆に満足しているところを洗い出してみました。

現在所有しているレンズ

EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
EF–S55–250mm F4–5.6 IS
EF50mm F1.8 Ⅱ

私の愛機カンポノン（EOS Kiss X3）は、ダブルズームKITで購入したものなので、２本のズームレンズを所有していますが、こちらにはこれと言って不満な点はありません。広角から望遠域までカバーできる軽くて扱い易い２本で、上級者から見れば物足りないレンズかもしれませんが、私なりにとても重宝しています。

そしてもうひとつ所有しているレンズが単焦点の「Canon EF50mm F1.8 Ⅱ」。
私の「ニュー・カメラ・ライフへの扉」というか、「カメラ散財の泥沼への入口（笑）」を開いたといっても過言ではない悪魔のレンズで、こちらも実売8,000円程度のレンズながら、なかなかのボケ味で気に入っている１本です。

ただ、50mmという画角がAPS-Cサイズのセンサーを搭載する我が愛機では、35mm版換算で80mm相当の画角になる為、若干望遠よりになってしまうのが少々不満な点。

それと、2児の父としての活動も行っている私は、子供たちを被写体にする事が多いのですが、彼等の笑顔にもっと寄りたいと思う状況が多々ありました。例えば、普段何気なくソファなどに座っている時に、隣に座った娘のとびっきりの笑顔を撮りたいと思っても、最短撮影距離が45cmとなるとピントが合わずにシャッターチャンスを逃すなんて事がしばしば...。

という事で、まとめると....

ズームレンズには、ほぼ満足している。
「明るい単焦点レンズ」に取り憑かれている。
もっと広い画角のレンズが欲しい。（標準域か、もうちょっと広角寄り）
もっと被写体に寄れるレンズが欲しい。

の4点が浮かび上がりました。

ズームレンズには満足しているので、現時点で追加は不要。なので、狙うは単焦点レンズという事に。そして、画角は換算して50mmの標準域相当となる30mm程度のもの。更に、ぐぐっともう一歩被写体に寄れるレンズが欲しいなーと。で、花やモノ撮りはそんなにしないので、今回はマクロはパスする事に。

すると前に候補に挙げていた4つのレンズのうち、マクロの2本は自ずと圏外へ。「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」は、各所のレビューを拝見するに、とてもまろやかなボケ味の上質なレンズであるのは明白なのですが、最短撮影距離が40cmという事で「もっと寄りたい」衝動を補完するには至らずにペケ。

すると最短撮影距離が18cmとキスできるくらいに寄れる「SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO」が最終候補となるのですが、ここで結構重大な事に気付いたのです。それは、485gという重量....。

散々頭を痛めている最中に、行きつけのカメラのキタムラさんで中古レンズを物色していて、偶然ペンタックス用の同レンズを見つけ、手に取って見せて頂いていたのですが、これがかなりズッシリとくる重さ....。シグマーの皆様には申し訳ありませんが、あの重さは肩こりの原因になるだろうな....とw

で、結局選択肢は全てペケで「振り出しに戻る」となったその時！前述のキタムラさんのネット中古を覗いていたら、「EF28mm F1.8 USM ￥42,000」とな！！

すぐさまスペックを確認したら、これが見事に私の欲求を満たすじゃあありませんかー！！

28mmの画角は、35mm版換算で45mmくらいでビンゴ！
F1.8で明るさも充分！
最短撮影距離は25cmなので、ぐーっと寄れる！
コンパクトで重量も310gとグッド！
しかもUSM（超音波モーター）搭載！

ググってみたら、なかなか中古市場には出てこないレンズらしいので、迷わずネットで「お取り寄せ」し、3日後（高松店からのお取り寄せ）に無事手元に届いたというワケです！！

そして、その日の夜は「どんと祭」。もちろん新玉を装着した新生カンポノンと一緒に出かけて参りました。何枚か以下に....

▼どんと祭の夜に