▼例えばコレね
blue_001_arteries_110109 | Flickr - Photo Sharing!
Wow!!スローシャッターでのこんなクールなショットをホットにバシッとヒップに決めてみたいぜ!!って事でSLIKの三脚「スプリントPRO2 3WAY」を購入したのは先日の記事で書いた通り。
「夜の盗賊団」なんて命名をした当ブログも、気が付けば「夜」なんていったいどこにあんだよ!お天道様ばっかりじゃねーか!と自分でツッコミを入れざるをえない状況になっておりましたので、「と〜びだせハイウェ〜♪」と夜の高速道路でのスローシャッター撮影にトライしてみました。
せっかくなので、私と同レベルくらいのカメラ初心者の方にも参考になればと、以下に設定を記しておきますので、参考にして頂ければ嬉しいです。
撮影機材はカンポノン(EOS Kiss X3)+EF28mm F1.8 USMです。大まかなポイントは以下の3点。
- モードは「M(マニュアル露出)」を選択。
- WBはAUTO、ISOは100に固定。
- ピントはMFで無限遠にする。
まず、モードダイヤルで「M(マニュアル露出)」モードを選択します。これでシャッタースピードと絞りの数値を自由に組み合わせた撮影が行えるようになります。ホワイトバランスはAUTOを選択しました。ISOは100で固定。ピント合わせはMFに切り替えて、無限遠の状態にしておきます。フォーカスリングを遠くにピントが合う方向へ目いっぱいグルグル回した状態にしておく訳ですね。なので、ピントをどこかに合わせるなんていう作業は必要ありません。ファインダーを覗いて概ね構図を決めたら準備完了です。
で、あとは実際に撮影しながらシャッターを開ける時間と絞りの数値の組み合わせをいろいろ試しながらパシャパシャやるだけです。1枚目の写真はシャッタースピードを30秒とし、絞りはF11で設定。レリーズは準備していなかったので、ブレないように慎重にシャッターを押して30秒間ジーッと待ちます。
▼シャッタースピード 30秒 絞り F11
1日1景 - a set on Flickr 2011年1月19日
おおっ!行き交う車のライトの軌跡がクールに撮影できました!金網越しになってしまったのが残念ですが、外灯の光線の伸び具合などもなかなか良い感じじゃあありませんか!!
今度は、シャッタースピードはそのままで、もう少し絞ってF14で撮影してみました。
▼シャッタースピード 30秒 絞り F14
すると、全体的に少し暗くなりましたが、グッと締まって一層クールな夜の雰囲気が出ました。1本1本の光の筋も、こちらの方が鮮明な印象です。
じゃあ、シャッタースピードを変えてみたらどうなるかな?って事で、15秒にして撮影したのが下の写真。
▼シャッタースピード 15秒 絞り F11
15秒と30秒では、当然その間に通過していく車両の台数も違ってきますし、光が入って来る量も少なくなる訳ですね。
この他にも絞りをもうちょっと開放して5〜7くらいでも撮影してみたのですが、道路を照らすオレンジ色の外灯が明るすぎて、オレンジジュースを入れた水槽に浮かぶ金魚のフ◯みたいな画像になってしまったのでゴミ箱行きを命じておきましたw
▼シャッタースピード 30秒 絞り F11
Highway Imprisoned - a set on Flickr
ちなみに前述のマスター・エビッキーの画像は、シャッタースピードは15秒で絞りはF7.1の模様。カメラはSIGMAのDP2sか〜、コンデジでこんだけの写真が撮れるとはシグマ大使恐るべし!!
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