1日1景 - a set on Flickr 2011年1月29日
自宅から車で30分ほどのところに、こんな立派な滝があったとは全然知りませんでした。
この日、午前中だけ自由の身になったので、手に入れたNDフィルターの効果を試してみようと思い立ち、流れる水のスローシャッター撮影に初挑戦する為、仙台市泉区朴沢の「光明の滝」まで出かけて来ました。
この辺にも熊が出没しているらしいので、ファインダーを覗きながらも絶えず後方に意識を向け、なにかに見られている感覚を背中に味わいながらのビクビク撮影会となりました...w
まずは、フィルターを付けずに試し撮り。シャッタースピードを0.5秒に設定し、絞りはF8で撮影してみたのが下の写真。
▼シャッタースピード 0.5秒 F8.0 フィルターなし
あららら、光量が多すぎて完全に飛んでしまっていますねー。天候は曇天で、なおかつ谷間での撮影で周囲は大分暗めな感じだったのですが、0.5秒の露光でもこれだけ光を取り込むものなんですねー。ふむふむ
そこで今度はレンズにNDフィルターを装着して、減光しての撮影を試してみます。
レンズフィルター - Wikipediaより 減光(ND)フィルター
減光(Neutral Density )フィルターはレンズに入る光の量を減少させるフィルターである。これを使うことで撮影の際の絞りを開いたり、シャッタースピードを下げることが可能になる。これにより明るいレンズ使用時の屋外ポートレート撮影など晴天時でも開放状態で後ろをボカして撮影する、川の流れを糸の集まりのように撮影する、人通りのある街並みを人を消して撮影するなど長時間露出による特殊効果を出して撮影する等が可能になる。▼シャッタースピード 0.5秒 F8.0 ND4装着後
おーっ!まだちょっと明る過ぎますが、風景がちゃんと認識できるレベルまで光量を減らす事が出来ました!!で、ここから徐々に絞りながら何度か撮影してみて、適正な絞りを探り当ててみました。
▼シャッタースピード 1秒 F22 ND4
F22まで絞った感じが、肉眼で見たその場の雰囲気に一番近い状態でした。シャッタースピードを1秒まで遅くすると、滝壺に流れ落ちる水がまるで絹糸のように写ってるのが、カメラの液晶画面でも見て取れるくらいで、獣たちの敵意ある視線の事は忘れて夢中になってシャッターを切りまくりましたー!!
▼Falls of enlightenment - a set on Flickr
EF-S55-250mm f/4-5.6 IS シャッタースピード1秒 F22 |
EF-S55-250mm f/4-5.6 IS シャッタースピード0.5秒 F14 |
EF-S55-250mm f/4-5.6 IS シャッタースピード1秒 F22 |
EF-S55-250mm f/4-5.6 IS シャッタースピード1秒 F22 |
EF-S55-250mm f/4-5.6 IS シャッタースピード1秒 F22 |
EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS シャッタースピード0.5秒 F20 |
EF28mm f/1.8 USM F1.8 ISO100 WB太陽光 |
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