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2010/08/02

漂着ゴミは「宝の山」!!

2010年7月31日
1日1景 - a set on Flickr 2010年7月31日

家族揃って野蒜海岸へ海水浴に行って来ました!!
天候も薄曇りの空で、紫外線弱めで丁度良く、海水浴日和でしたよー。
浜辺もそれほど混んでるという訳でもなく、まだ小さい子供たちを連れて行くにはぴったりのビーチです。

昨年は波を怖がって海に入れなかった長男。あれから1年、たくましく成長したんですねー。波打ち際まで入水できましたよ!www(まったくどんだけ恐がりなんだw)1歳半の娘は、さすがにまだ無理でしたー。

野蒜海水浴場と言えば、6月に長男を連れて海岸線を散歩した時はもの凄いゴミの山だったのですが、ご覧の通りにキレイな砂浜になってました!ボランティアの方々の地道な清掃活動があっての事なんですねー。本当に感謝いたします!!

また、その時のブログ記事に、以下のようなコメントが寄せられておりまして...
漂着ペットボトルからは三線やウクレレ
漂着ポリタンクからはベースが出来ます。
私も子供同様漂着ゴミが宝の山に見えます(^^♪
http://www.youtube.com/user/takibiongaku

一緒に貼られていたYoutubeのリンクを辿ってみたところ、ペットボトルで出来た三線やウクレレ(エコレレと呼ぶそうです!)を演奏する男性の動画が!!

▼Youtube|ペットボトル三線 すてないで


動画の主は、「焚火音楽亭@けんちゃん」さんというお方。
無人島や浜辺で「半径5m以内の焚火ライブ」を提唱し、楽器を持って旅をしている“現代のスナフキン”みたいなお方のようです。

焚火音楽亭さんのブログ「焚火音楽隊」には、ペットボトルで楽器制作をするようになった経緯が以下のように記されておりました。

焚火音楽隊 私がペットボトルで楽器を作るのは
あれは暑い夏であった。 
岡山県は日生の港から香川県の小豆島に 
人力の小船シーカヤックにギターを乗せて人力で渡ろうとしていた時だ。
お腹が空いたのでラーメンを作ろうととある無人島に上陸した。
遠目からはわからなかったがその島は漂着ペットボトルで浜が埋め尽くされていた。
波のリズムでペットボトル同士がぶつかり♪カラカラカラ♪♪カラカラカラ♪と
音がなりつづけていた。岸にさく紫のきれいな花と対照的な殺伐とした風景だった。

ラーメンをすすりながら考えた。
なぜこんなことになるのだろうと
他国の人が海にゴミを捨てて日本に流れ着いているとニュースになっていたこともあるし
ブログで発信している人もいる。 でもどう見ても日本のメーカーが多数である。
現実の海をみながら考えた。ゴミのこと経済のこと人間の性など
カゲロウのようにぼんやりと アルミ缶ならお金になるからゴミとしては少ない。
(でも宮古島の無人の浜には発泡酒6缶が綺麗に並んで捨てられていたな)
ペットボトルはお金にならないから価値がなく誰も拾わず。このように吹き溜まる。
そうか!漂着ペットボトルに価値があればいいのだ!と私は考えた。
なるほど!ゴミを自らの手で楽器に変える事で「価値のあるもの」に変貌させようというコンセプトなのですね!

更には、「エコレレ」について...
エコレレとは8割がエコロジーで2割がトラベルウクレレのこと
つまり"海の漂着ゴミから作った"というところが抜ければそれはエコレレではないのだ!
家で消費してカンビンペットボトルの日に処理されるペットボトルを使って作っても
それはエコレレとは言わない。スーパーのペットボトル収集箱から拾ってくるのも違うのだ!エコレレ普及に協力してくれる人はよーく!理解して欲しい!
漂着したゴミの山を「宝の山」に変えていく活動なのですね!それ故か、ひとつひとつの楽器の音色の奥深いこと... なんだか安っぽい表現ですが、心が洗われるようです。

私にはこんな素敵な楽器を作る能力はありませんが、せめて「自分の出したゴミは持ち帰る」(当たり前ですがw)また、コンビニ袋1杯くらいのゴミを「浜辺に行く度に拾って帰る」程度の事ならできそうですし、是非そうしたいと思います!!

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▼焚火音楽亭さんのブログ
焚火音楽隊

▼関連する過去の記事
夜の盗賊団: ゴミの砂浜—野蒜海岸—


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