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2012/02/18

「3.11 キヲクのキロク」市民が撮った3.11大震災 記憶の記録ー に写真を寄せて。

私が撮った震災後のこの街の風景も、いくつか掲載していただきました。

あの時の記憶を風化させない為に、仙台市民が持ち寄った写真の数々が「「3.11キヲクのキロク」市民が撮った3.11大震災 記憶の記録」という写真記録集としてまとめられました。

3.11 キヲクのキロク_表紙
仕様】A4ワイド判ヨコ 約330ページ 宮城県内15市町震災画像約1,500枚掲載●画像提供者50名の震災体験●3月11日以降の主なできごと(新聞記事抜出し)●仙台平野を襲った地震津波の歴史●津波浸水エリアマップ
3.11 市民が撮った震災記録Webより
3月11日以降、被災地に住む市民は何を見てどんな想いで写真に収めたのか。 
市民が撮った3.11震災記録写真には、大震災の惨状をものがたる写真のほか、報道カメラが入ることのない震災の中の生活ぶりも映し出されました。 
約150名の方からご提供いただいた約18,000枚の写真と、ご提供者の震災体験をまとめた本書は、市民の市民による市民のための震災記録集となりました。


きっかけはTwitterでした。


メディアテーク内に開設された「3がつ11にちをわすれないためにセンター」で、仙台市民からの震災記録写真を募集しているとのツイートがRTされていて、自分の写真も何かの役に立てればという思いで、CD-Rに焼いた300余りの画像を週末に持ち込んだのでした。


震災の記録というと、津波での被害が生々しく写ったものを想像しがちですが、ただ悲惨な状況を撮ったものよりも、私たちがどんな状況におかれ、それに対応していたのかがわかる様な、「日常の記録」の方がより大事なのでは?という気持ちが強くあったので、下の画像のようなカットも持ち込んだ写真の中に多めに入れておりました。


食事 #1 


出版にあたっているNPO法人20世紀アーカイブ仙台の副理事長 佐藤正実さんも、そんな思いを同じく持っていらっしゃって、こういった風景を大切にして掲載して下さったそうです。



仙台市内では、金港堂、ジュンク堂2店、丸善、八文字屋、ヤマト屋、紀伊国屋など主要書店で取扱いがあるとの事で、地元の方なら地域経済の活性化の為にもお近くの書店でお求め頂きたいところです。


遠方でも、少しでも興味があるという方にはAmazonでの取扱いもあるので、是非とも購入していただき、あの時に仙台市民が何を見ていたのか?どんな思いで過ごしていたのか?を感じてもらいたいな〜と思っています。 


3月3日発売です。わすれないために



▼私の震災記録写真
こちら被災地、元気です。—a set on Flickr

▼関連リンク
3.11 市民が撮った震災記録Web
NPO法人20世紀アーカイブ仙台
3がつ11にちをわすれないためにセンター


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