ぶれぶれですが。まあ、こんなもんでしょう(笑)
やはり、もっとガッチリした三脚が必要ですなー。ハスキーほしい...
Pages
▼
2012/06/05
2012/06/04
震災で姿を変えた「小原の材木岩」
宮城県白石市の国指定天然記念物「小原の材木岩」へ、早朝の撮影行に出掛けて来ました。
数年前に、ふらっと立ち寄ってみたことはあったのですが、こうして撮影に訪れたのは初めてでした。
そもそも材木岩とは...
高さ100mに及ぶデイサイトの柱状節理によって形成された断崖絶壁は、あたかも材木を縦に立て並べたような佇まいであり、これが材木岩の語源となっている。所々に風穴があり、明治時代にはこれを利用して絹糸を保存していたとも伝えられる。2005年に起きた宮城県沖地震で一部が崩壊した。材木岩の側には親水公園や休憩所などが設けられている(材木岩公園)。この材木岩より白石川を5分ほど遡ると眼前に巨大な七ヶ宿ダムの堤体が現れる。 七ヶ宿ダムーwikipediaよりなるほど、確かに角材を立てて並べたように見えますねー。
2005年の震度6弱の地震の際に、一部が崩落したとのことですが、昨年の巨大地震の時にも大きな崩落があったようで、岩肌の色が所々で違って見えるのが印象的でした。震災の爪痕は、こんなところにも残っているんですね...
▼こちらは私が撮影した写真で...
▼こちらは田中十洋さんという方が2009年6月に撮った写真
上の2枚の写真を比較してみると、今回の大規模な崩落によって、大分印象が変わっている事が分かります。
もっとも、この材木岩自体も数万年とか数億年といったスケールの地震活動のなかで、こうした姿を形成していったものなのでしょうから、これが至極自然な流れなのでしょうねー。
ちなみに、この先のダムへと続く道は、落石の危険があるため通行止めになっていました。
今度は雨が降っている日を狙って、水が流れ落ちる岩肌の表情を捕らえてみたいと思っています。その前にハスキーの三脚をゲットしないとな〜!(笑)